アステカの神の使い　美しい鳥ケツァール

メキシコからパナマにかけて生息する中米の宝石、美しい鳥ケツァールの動画です。

いつか紹介したくてずっと前から動画を探していたんですが、なかなかいいものが見つからなくて、今回が初めての紹介です。

ケツァールはアステカの神ケツァルコアトルの使いと言われています。

ケツァルコアトルの使いなのでケツァールという名前がついたのでしょうか。

ちなみにケツァルコアトルは羽毛のある蛇神で、鳥の翼を持ったヘビの姿で描かれることがあるアステカの農耕や平和の神であり、アステカ族に人間を生贄にすることをやめさせた神であるとされています。

ケツァールは輝きのあるエメラルドグリーンに赤・黒・白・褐色のとても美しい鳥であり、つぶらな黒い瞳が可愛さを醸し出しています。

この動画に収められている美しく長い尾羽根を持っているのはオスで、メスには長い尾羽根はありません。

現地ではケツァールを見つけると幸運が訪れると言われています。

私はゲームの女神転生シリーズで蛇神ケツァルコアトルを知りましたが、鳥のケツァールの存在を知ったのは、ずいぶん後になってからでした。

ある日ケツァールの存在を知ることになるんですが、当時は情報量が少なくて、名前が似ていることからアステカの人々が鳥のケツァールをベースに蛇神ケツァルコアトルを創造したのかと思っていました。

とんだ勘違いでしたね。

勘違いといえば、確か日比谷公園にメキシコから贈られたケツァルコアトル像があったはずだと思っていたんですが、実際に像があるのは代々木公園でした。しかも形が記憶とは違っていたし。

日比谷公園にはよく行っていましたが、代々木公園にはめったに行かなかったので、記憶が混ざってしまったようです。

形については、女神転生に出てきたケツァルコアトルのような形をベースにしつつ、翼はなかったはずだと記憶していましたが、最近あらためて代々木公園のケツァルコアトル像の写真を見て、こんなに角ばってたっけ？と思いました。

自分の記憶があてにならないことを思い知らされました。