空想の中に出てきそうな生物の正体は?
SFやアニメにでも出てきそうな姿をしたこの生物、ウミウシなんです。
いきもの好きの方ならすでにご存知だと思いますが、和名ではアオミノウミウシといいます。
てっきり日本では見られないのかと思っていましたが、温かいところなら見かけるようです。
このアオミノウミウシ、カツオノエボシなどの毒性の強いクラゲを食べて生きているそうですが、食べたクラゲの刺胞(クラゲの足にある毒を持つトゲ)をエラの突起先端にため込んでいるので、素手で触らなほうが無難なようです。
アオミノウミウシは、体調が最大で5センチ、通常は2~3センチなので、結構小さいです。
アメフラシに比べると、ウミウシ類は全体的に小さいですね。
それにしてもこの姿形、見事ですよね!
どんな理由でこんな姿になったのか知りたいです。
実家は海に近かったので、よく磯遊びをしましたが、見かけるのはアメフラシばかりでウミウシは見かけませんでした。
当時はきれいな色のウミウシに憧れたものです。
アメフラシは見かけは地味ですけど、動きが可愛いんですけどね。
初めてウミウシを見たのは、伊豆で磯遊びをしていた時だったと思いますが、やっぱり2センチくらいで小さかったですね。
ウミウシとアメフラシの大きな違いは、ウミウシが動物性の餌を食べるのに対して、アメフラシは植物性の餌だけを食べるということです。
アメフラシが海藻をモグモグしながら、一所懸命に岩から千切ろうと頑張ってるところは、微笑ましですよ。
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