最近あまり見かけなくなった小さな蝶:シジミチョウ
都会の中心部では、蝶を見かけることが少なくなってきたように思います。
今、能登半島の実家にいますが、それでも実家の周りで以前はよく見かけたナミアゲハ、キアゲハ、カラスアゲハ、アオスジアゲハなども見かける機会が少なくなりました。
小さい蝶であるシジミチョウの仲間も数が減っているように思います。
なんだか寂しいですね。
アゲハなどのある程度大きさのある蝶を見かける機会が減ってきた現在、都会でも田舎でも、ちょっとした庭や草花があるところなら、一番見かけやすいのはヤマトシジミという蝶ではないでしょうか。
ヤマトシジミはシジミチョウのなかでもいちばん見る機会が多い蝶です。
シジミチョウは名前の通り、羽の大きさがしじみ貝程度の小さな蝶で、草花の周りをひらひらと飛んでいます。
小さいので、ちょっとした風にも流されるようなか弱い存在です。
その小ささゆえに、見かけてもあまり気に留めない人が多いかもしれませんが。
今朝、実家の庭に咲いている桔梗の花に、ヤマトシジミが1羽止まったので近寄って見ていたら、羽の縁が傷んでいたので、大分苦労してきたのかな?なんて思っていたのですが、後からもう2羽のヤマトシジミが飛んできて、こちらは仲良さそうにじゃれ合っていました。
最初に飛んできたヤマトシジミに対して、何やら感慨深い思いがしました。
というわけで、今回は小さな蝶、シジミチョウの動画です。
シジミチョウは羽を閉じていると地味ですが、羽の表側はキレイな色をしていることが多い(残念ながら雌は地味なんですけど)ので、確かめてみてください。
シジミチョウをアップで見ると、意外とモフモフな感じで、顔も結構可愛いんじゃないでしょうか。
ちょっとモスラに似ている気がします。
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