手乗りブンチョウが指で遊んであくびする
ブンチョウはヒナから育てると良く人に慣れます。
「手乗りブンチョウ」というくらいですから、人に慣れて手に乗る小鳥の代表格です。
ブンチョウには意外と種類があるんですが、この動画に出てくるのは、日本で一般的なブンチョウのイメージとなっているサクラブンチョウ(桜文鳥)です。
良く人馴れしていて呼べば飛んでくるし、手のひらに乗っている時に、飼い主さんと指の間にくちばしを挟む遊びをしています。
飼い主さんが指を広げて催促すると、くちばしを突っ込んでくるところが可愛いし、「くちばし抜けない~!」と言わんばかりの反応がまた可愛いです!
その後は、眠くなったのか、目をパチパチしてあくびをし始めます。
あくびをすると細くて小さい舌までよく見えます。
ブンチョウは口の中も舌もピンク色なんですね。
以前、ハワイ島へ行った時に、町の中でかなりの数のブンチョウが普通にその辺を飛んでいたり、屋外のテーブルで食事しているとおこぼれ目当てで近寄ってきたりして、驚きました。
どうやら持ち込まれたブンチョウが野生化して繁殖したらしいですが、当時の私はブンチョウは日本の鳥と思っていましたから、日本から入植した人達が連れてきたのかな~と思ってました。
でも、日本で野生のブンチョウは見たこと無いなぁと思って調べてみたら、なんとブンチョウはインドネシアの固有種だったんですね!
暖かい(暑い?)インドネシア出身だから、ハワイ島であんなに増えたのかもしれません。
日本で野生化するにはやはり環境的に厳しいのか、一時的に野生化して繁殖した例はあっても、その後消滅しているようです。
ちなみにシロブンチョウ(白文鳥。ハクブンチョウと呼ばれることもあり)は日本で突然変異で現れたものを固定化した種類で、愛知県弥富市がその発祥地だそうです。
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